夏果

日常の思いと創作など

「俺、弱いやつ嫌いなんだよね」

はじめに 「俺、弱いやつ嫌いなんだよね」 アニメや漫画で聞いたことあるセリフだ。 そして大概そのセリフを吐くキャラは敵キャラで、主人公の強さを知ることになる。 強さ、弱さは相対的なものであることが多い。 弱いやつが嫌いな敵キャラは主人公に負け、…

2023年10月3日 秋

あっという間に今日が終わるように感じました。 秋の一日は短いですね。 「一日千秋」の千秋は千年を意味する言葉ですが、昔からあまりピンと来ていません。 秋の一日に限らず、秋という季節なんてすぐ去っていくものです。 千回秋が去ろうとも、それが長い…

写実的あるいはナンセンスなものを伝えるための文章

10月は夏ではありません。 私が昨日決めたことです。 今日は日差しが強く、世界をオレンジ色につつんでいました。 その色温度は明らかに秋のものでしたが、太陽は夏のように私を照らしました。 おちおち日傘をさしていられないほど風も強くて参りました。 昨…

作文スランプ

私の頭の中は散らかった研究室のようです。 様々な思考が散らばっていてまとまらない。 だからこそ、キーボードを前にすれば言葉は溢れてきました。 これまでも、書く内容を決めずに書いてきました。 しかし、最近は頭の中でいくつかのテーゼがまとまりまし…

9/19・気づき

今日は9月19日に書いた文章をそのまま公開しようと思います。 ここ数日で個人的な命題について様々な進展がありました。 今回はそれをメモすることを目的とします。 悪意無き悪 私は「悪意無き悪」に対してとても弱いということがわかりました。 性格が良い…

あやまりすぎる彼女の罪 #1

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 私の友人は高校の頃からよく「ごめんなさい」という子でした。 しかし、彼女はそんなに謝るほど悪いことはしていませんでした。 20歳になった年の春でした。 彼女に彼氏ができました。 彼女は相変わらず気を遣って…

白い空。灰色の正方形の小屋。

湿った夜だった。 すりガラスの中から雨音を聞くのが心地よかった。 「雨脚が弱まるか強まるかでハイローした話は過去のことだろ?」 「そんな話掘り起こさないで」 「粋人になりきれないのはお互い様だ」 彼女は頷く。 「でもこの雨は10分後には弱まる。500…

初秋にエンゼルケアを。

ブログを始めたのは夏後半でしたが、それでも夏真っ盛りでした。 もう9月23日。 秋風を感じました。 涼しいのが好きなので呑気に気持ちいいなーと思いながら帰りました。 ブログを毎日書くのは難しいことでした。 そして、私は言葉を流暢に使えるほど器用に…

re夏果

雲居 暑すぎない陽の光に触れると、少し優しくなれます。 朝日に複雑な心中がてらされ、複雑な影ができてしまうのではないかと思いました。 影の形が見えずとも、心中は他人にも透けてみえるようですね。 昨日から今朝にかけて嫌なことが連鎖しました。 とて…

朝露か夜露か。ひとりでさんぽ。

今朝 6時20分、アラームが鳴っていないにもかかわらず目が覚めた。 昨日寝たのは2時半より遅かったが、スッキリ起きることができた。 歯を磨いて、コンタクトレンズをつけ、ヤクルトを飲む。 6時35分に合宿をしている家を出た。 朝露・夜露 散歩をしていると…

優しさ・誠実さ

この文章を読んでくれている人には伝えたい。 毎日文章を書くことで、悩みは消化されている。 文章を読んでいる限り煩雑な悩みが多い人だと思うし、実際多いのだが、文章を書くことで日常生活においては明朗さが増したと思う。それが外側に現れているかはわ…

寂しくない・合宿の話

寂しくない 寂しくない。 私は寂しがり屋なので、それは珍しいことだ。 それでも毎日楽しくて悲しくはあるのだけれども。 今日は雨だね。久しぶりに自転車に乗ったら、楽しかった。 寂しくないってよりも、なんか一人でいい。 別に仲良い人となら全然一緒に…

体調と絵と海

今日は従兄の結婚式に行った。 それは書くことが多すぎるので、また明日以降に書く気になったら書こうと思う。 自分用にはもうまとめた。 体調 9/5から5日間ぐらい体調が万全ではない。 とはいえ、私は馬鹿なので風邪をひかない。何かを休むほど体調が悪くな…

「あなたは私が守るからね」

こんなに毎日世界について考えている時点で、したたかではない。 世界がどうの、自分がどうの、考えるのは良くない。 概念を規定することでやっと立ってられるような落伍者。 ルサンチマンが嫌いだから落伍者に甘んじる気はないけど、生きてるだけで悲しいよ…

雨と窓ガラス。感情の落書き

雨と窓 雨の日、窓ガラスに雨粒がくっついて、下に垂れてゆく。 その軌跡がぶつかったり、加速したり、とても面白い。 暗い部屋の外は、曇りとはいえ、青白い明るさに満ちている。 子供は外を見ることなく、目の前の雨粒をずっと見つめるのだ。 もう戻れない…

悩んでない人が嫌い。

逆メンヘラが嫌い 悩んでない人が嫌いだ。 人生に正解なんてないのに、自分の生き方を完全に確立している人が嫌いだ。 傲慢さが滲み出る。 生き方を確立しても、「数ある選択肢の中から私にはこういう生き方がよいのかなーとおもったんだよね」ぐらい謙虚で…

好きが自分の中にあるか、外にあるか

前回「可愛くてごめん」が好きと言った。 その発言に誤りはないが、軽率ではあった。 「好き」という言葉は、会話の中なら文脈があるので余情が伝わるが、文章では丁寧に伝えるべきだなと思った。 自分の外の好き 今回は「好き」という感情に関わる、自分の…

ルサンチマンが嫌い。可愛くてごめん好き。

前提としてとても明るく、前向きな気持ちだ。 光への志向性が強すぎるまである。 今回は負の感情であるルサンチマンがよくないという話をする。 『可愛くてごめん』が良いという話もする。 つまり光の話だ。 ルサンチマン嫌い 私はルサンチマンが嫌いだ。ル…

ミュシャと崇高さ

文章を書くことが一番ハードルが低い。 写真にはカメラと被写体が必要だし、音楽やイラストにはモチベとアイデア、環境がいる。映像も作りたい映像が必要だし、ぶっ続けで完成までいかないのは体力がいる。 まあ、これまで普通の人よりは文章を書いてきたし…

写真ってなに。第2回全国学生写真・映像祭の感想

穏やかな土曜日 太陽が雲の後ろにあった。 空全体に薄い雲がかかっていて、その手前にいくつかの雲が浮いていた。 今日は早起きして堺に仕事に行った。昼で終わり、みんなで寿司を食べた。 有意義な午前。少し暑い静かな昼だった。 新今宮駅まで帰ったが、南…

どこまでメタ的視点を信じるか

一昨日は本当に良くないことをした。 終電がなくなって、難波からなら徒歩でも2時間以内で帰れると高を括っていた。 結果的には眠いし暑いし歩くの疲れるし散々だった。 しかし、その選択に至ってしまう経緯に私の根本問題がある。 それはメタ認知である。 …

「信じる」とは何か

広辞苑によると「信じる」とはこのような意味らしい。 しん・じる【信じる】❶ 少しの疑いも持たずにそのことが本当であると思う。「神は存在すると━」「霊魂の不滅を━」「従来の学説を━・じて疑わない」❷ 自分の考えや判断が確実であると思う。確信する。「…

会話って何人までできる? -理想の会話人数-

早起きすると本当に気分がいい。 しかし、早起きすると朝は頑張れても、昼頃に疲れがててしまう。 とりあえず、今は文章に力を入れよう。 「大人数が苦手」の解像度が上がった 大人数が苦手。 人混みなども苦手だし、教室なども別に好きじゃない。 では一番…

多面的なままでもいいのかもしれない

祖父母の家に来た。 おさない頃から慣れ親しんだ田舎だ。 孤独を全く感じない。私は私という境地に達したことを話す。 今回の文章は自分語りが過ぎるので、読まなくても良い。 多面的なのが私 私が孤独を感じるのは私の好きなものがわかりにくいから、理解し…

文体を変えると性格も変わるのか?

文体と思考 まずはじめに一つの学説を紹介します。 「サピア=ウォーフの仮説」という、使う言語によって認識・思考が変わるというという説があります。 それは多く見積もっても「認識・思考に影響を与える」程度だとは思います。 しかし、その説が本当だと…

大阪ミナミの閉塞感。懐古と安らぎ。

『ジョゼと虎と魚たち』と『ひぐらしのなく頃に』を見た。 内容というよりシチュエーションについて書く。 ジョゼと虎と魚たち と俺と場所 昨夜は『ジョゼと虎と魚たち』のアニメ映画をみた。 とても綺麗で、ストーリーも繊細な美しさがあった。 色収差やレ…

李徴、乙骨憂太、おんたん、そして私。

静かな朝が好き。 このブログも数人にしか見られていないことに、心地よさを覚える自分がいます。 1人でも見てくれている方がいると励みになります。 承認について 承認はぬるま湯でしかありません。 褒められるのは心地いい。 ですが褒められるために創作す…

無常・エンドロール

夏果とは 夏果とは、夏の終わりの時期である。 私の追加した意味によると、夏の終わりの思い出に押しつぶされそうなこと。人生や物語の終わり。エンドロールである。 私はとても幸せに生きているし、全然生きていたい。 それでももうすぐ死んでしまいそうな…

言葉と場所

言葉の場所 言葉はどこにあるのでしょうか。 インターネットにあるなんて言わないでください。 LINEで送られてきた言葉は、あなたとあなたの友達の間にあるでしょう。 その言葉の中でも関係が薄い人の言葉。理解や共感しがたい言葉はあなたから遠くにあるで…